需要過多、右肩上がりの時代は、顧客を選べる時代です。よって、顧客はコストより、工期通りに完成させる施工能力が重視されました。

したがって、普通に工事をすれば利益を残せた時代です。

 それなりに利益がでて、売上も伸びていれば、経営的には安定しています。よって、社内的にはコスト削減の取り組みは遅れがちになります。

このような場合、売上重視の経営体質になります。受注さえすれば、利益は後からついてくるといった発想です。

 また、技術についても、よい下請けを見つければよいといった考えです。

 重層構造も、売上主義も悪いわけではありません。当時に時代にマッチした経営スタイルであったため、多くの建設会社に浸透したのです。

 ただ、当時にあって、科学的経営管理を導入し、いち早くコスト削減に手を付けた企業は、今はかなり違った状況になっていると言えます。

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