4.将来の建設市場はどうなるか(総括)

今後10年以上先の長期の建設市場について考えてみると、日本の将来人口は40年後でも1億人あり、建替え・更新・補修を考慮するだけでも将来の建設市場規模は、現在に比べて大幅に縮小するとは考えにくく、底堅く推移する。
ただし、バブルのような状況は考えにくい。
また、今後、建設技能者の大幅減少時代に入り、市場の縮小を上回るペースで、施工能力が縮小していく、よって、需給バランスも改善されていく可能性が高い、現在の過当競争は、長期的には緩和されていく傾向になる。よって長期的な建設産業の未来は、暗くはない。

 ただし、ここ数年、短期的には大量廃業・倒産時代の恐れは高い。

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