2.社長のリーダーシップが無いと何をやってもだめ

経営改善において、一番重要な前提は、「社長のリーダシップがある」ことです。
この前提が無いと、何をやっても上手くいきません。
社員や幹部がそれぞれ勝手に、仕事をやっている状態では経営改善は上手くいきません。
また、現在上手くいっている企業も、いずれだめになるでしょう。
 
リーダーシップとは、正しく目標を設定し、決断し、社員を統制ができることです。
統制するためには、目標を周知させ、そのための計画を作り、人材など経営資源を配分し社員一人一人を動機づけることが必要です。(※独裁とは違います。)
 社員側の能力も重要です。
 社長の指示を受け入れる意思のない場合や、モチベーションが低いなど論外です。
こうした原因として

1.経営目標と個人の利益との関連が理解できない
根拠不明であったり、自分の利益にならないことは、協力的になれません。

2.社員の素養の問題
やる気や、経営側の指導を受けれる意思が無い
 
 など考えられますが、根拠のある目標と経営計画作りや、素養の問題も、社員側に原因があるのでなく、長期的にみれば、採用から人材育成に至る長期的な経営の取り組みにより改善できます。

 社長というのは一番大きな経営のリスクを負っています。
最終的に経営責任をとる社長が、リーダシップを発揮できる土壌を作ることは、第一の前提になります。
リーダーシップと言うと、どうしても人徳やカリスマ性など先天的な要素のように思われがちですが、目標達成のための戦う組織作りです。地道に熱意をもって取り組めば、誰でも身につけることができるものです。

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