1.将来的な建設投資規模はどうやって決まるのか

 現在、建設市場の大幅縮小しており歯止めがかからない状況です。
大変悲観的になりがちですが、今後の建設投資はどうなるのか考察を行います。
建設投資の今後を考えるときに、どうしても政治や政権の行方を考えてしまうのは仕方がないと思います。
 確かに短期的な市場規模や、地元政治家による地域のプロジェクトの可否は、建設投資規模に影響があるでしょう。

 では、長期的な将来の建設投資規模は、何で決まると思いますか?

 建設投資は、必要とされる社会資本ストックの量によって決まります。社会資本のストックの量は、国の大きさ、将来人口と経済状況、技術革新によって決まってきます。

長期的な大きな市場の流れは、誰もコントロールできません。

市場増減は大きな歴史の流れのようなものです。政治や行政は、短期的な増減には影響できます。
日本も明治時代から繊維、鉱山、鉄鋼・造船、機械・電気、ITと花形産業が移ってきましたが、だれも市場をコントロールできるとは思わないですよね。

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