1.建設業は特殊か(科学的経営管理の必要性)

経営指導をしていると、うちの業界は特殊だから経営理論は当てはまらないとか、経営戦略なんて机上の空論、役に立たないといった意見を良く聞きます。
 そして、仕組みとしての経営改善の取り組みをしていない企業が多いようです。

 どんな業界も、特殊性や独自性があり、建設業だけが特殊なわけではありません。 
 世の中、あまたの経営理論や手法の書籍が出ていますが、それをそのまま自社で適応して上手くいくなんてことはありません。

 経営改善の実現には、会社の現状や経営環境などさまざまな状況に合わせて、経営理論から自社独自のやり方を見つけ出していくしかないのです。
 そのためには、現状と原因を調査→分析→対策案の検討→実施→検証といった科学的アプローチが絶対に必要になります。

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